50点貯金術の勧め3 メリットとデメリット

前回の記事で紹介した方法の長所と短所も書いてみようと思います。

1．メリット

○「ボーナスを使いすぎちゃって後悔する」パターンから脱しやすいのが最大のメリットです。

○　お金の貯まるスピードが格段に上がるので、モチベーションを維持しやすくなります。
ちなみに私は第二の口座残高が600万円を超えたあたりでですね、物欲が3割ほど減りました。おかげで毎月第三の口座に入れてた定額Cを3万円から2万円に減らしても苦痛じゃなくなりました。家を買うぞ！という目標が出来たし、しかも結構これが現実味を帯びてきたからだと思います。今後は1.5万円に削ろうと思います。どのみち試験勉強するんならebookjapanの利用を我慢するべきなので（汗）。

○　最初の最初で支出の把握なんたらは必須じゃない。心躍る「貯金」から始められます。

○　口座の数が少なくて済みます。
もちろん、「銀行は信用できないからリスク分散したい」方は貯金用の口座（第二の口座）を複数設けても構いません。何らかの非常事態に陥っても金融機関ごとに1000万円までは必ず返すといいますが、実際すぐに引き出せるかどうかは「神のみぞ知る」ですからね。

○　お祝儀や車のメンテなど、毎月は要らないけど不定期に発生する支出があっても慌てなくてよい。家計管理の経験が浅い20代にはうってつけの方法だと思いません？


2．デメリット
ー王道といえる諸節約術も「いつかは」実践するべきなのに、なかなか始められない。

ー結果、支出の把握と更なる努力を怠ってしまう（かもしれない）。


はい、だから「50点貯金術」なんです（笑）。着々と貯金は増えるから0点ではないけれど、自分のお金の使い方を精査できてないので100点からは程遠いんですね。もしかしたらもっと貯められるかもしれないのに。

ただ、最初から100点を狙って挫折するぐらいなら取りあえず50点を目指しましょう、という話です。もちろん、いずれは90点以上を目指して家計簿や家計ノートを作ることをお勧めします。


以上、根気よく読んで下さって有難うございました。

次回の記事はこの方法を考え出すまでの経緯、というか自虐ネタです。
気の長い方はもう暫くお付き合い下さい。